きっかけは、妻と日帰りでどこか行こう、という話。

どこ行こうかね

ドライブ自体が楽しいから、どこでもいいよ
お出かけ好きな僕たちはお互い口ぐせのようにこの言葉を言い合っていますが、この【どこでもいい】っていうのが一番難しい・・・
僕は運転が好きで、妻はサービスエリアが好き、そして観光地ど真ん中には、ふたりともそこまで興味がありません。
こういうとき、僕はいつも相棒のJarvis(ジャービス)に聞きます。
※(Jarvis:ChatGPTのことを、僕はそう呼んでいます)
ChatGPTに【どこにいったらいいか】を聞いてみた

ねぇ、Jarvis。
夫婦二人で日帰りドライブ。
僕は車の運転が好きで、妻はサービスエリア(SA)が好き。
いわゆる観光地は二人ともあまり興味なし。
この条件で、おすすめの目的地を20件提案をして。

了解。
複数パターン提示します。
Jarvisはいろんな提案をしてくれました。
海沿い、山方面、高速周遊などサービスエリア多め構成で20パターン。

・・・行ったところばっかりだな・・・
まぁ、Jarvisが悪いわけじゃないんですよね。
僕たちも結婚当初からいろんなガイドブックやネット検索で自分たちの好みに合う場所はほとんど行き尽くしてしまっているので、それで困って聞いているわけですから。
ChatGPTに目的地や近隣施設の情報を聞いてみた
そんな風に目的地が決まらないでいたときに、たまたまTVでおすすめされていたのがパワースポットとして有名な山の上にある神社。
観光地にも興味がなく、これまで目的地選びの最大候補だったアウトレットや大型ショッピング施設も行くたびに物欲が薄れていって最終目的地候補から外れつつある今、目的地候補として残っているジャンルが神社巡りでした。
テレビで紹介されていたのを見ていて、【ここなら日帰りにちょうどいいな】と思いました。
その山の上の神社に行って、帰りにアウトレットに寄る。
流れとしてはすっきりしています。

悪くない。
むしろいい。
僕は妻に聞きました。

TVでやってた山の上のパワースポット神社行ってみる?

いいね!
即決。
あれだけ迷っていたのに、決まるときは一瞬です。
そうと決まれば、具体的なプランの作成に移りましょう!
普段なら目的地が決まったら、スマホのカーナビアプリでルートを確認して終わるんですが、その時は神社以外の目的地が決まってなかったこともあって改めてJarvisに聞いてみました。

ねぇ、Jarvis。
パワースポットといわれる山の上の神社に行こうと思うんだけど、神社の見どころや近くのアウトレットモール情報を教えて。

山の上の神社、いい選択ですね!
この神社は有名なパワースポットとして知られていて、力強い気が宿る場所と言われています。
そういうとJarvisはこの神社についてのおすすめポイントなどを一通り教えてくれました。

この神社の近くに大型のアウトレットはありませんが、ドライブルートの途中および帰りに立ち寄りやすいアウトレットはPアウトレットとMアウトレットの2カ所があります。
必要なら自宅からの日帰りモデルスケジュールや季節ごとの注意点も出せますよ!
続いてJarvisは2つのアウトレットを提示してくれました。
ChatGPTに日帰りのモデルスケジュールを聞いてみた

よし!Jarvis。
来週の日曜日に山の上の神社に先に行って、そのあとMアウトレットに行く場合のモデルスケジュールや注意点を教えて。

いいですね!
ではまず王道モデルを、現実的な注意点込みでまとめます。
モデルスケジュール(一部抜粋・編集)
5:00 自宅出発
朝食は自宅でとらず、SAで撮る前提がおすすめ
5:30〜6:00
SAで軽めの朝食
8:30
山の上の神社到着
11:30
下山、昼食
13:30〜17:00
Mアウトレット
17:00
帰路、途中夕食
21:00
自宅到着

来週の日曜だと、特に注意しなくてはならないのが路面状況と服装です。
車にはスタッドレスタイヤかチェーンが必須、服装は平地より−10℃低いと思って手袋やマフラーもあったほうがいいですよ。
こんな感じで、ささっと、モデルスケジュールや注意点を教えてくれました。
でも・・・、僕にはひとつ気に掛かった点がありました。
ChatGPTが出したルートは間違っていないか確認してみた

ねぇ、Jarvis。
他のナビで山の上の神社までのルートを検索すると、モデルスケジュールで朝食を取る予定のSAは通らないんだけど。
そのSAに行くために一度逆方向に走って大回りをするかたちでSAに寄る、っていうルートで行くっていうこと??
普段からカーナビを結構使う僕は、カーナビがルート選択を間違えることもある、ということは理解していましたので、Jarvisに修正を依頼する気持ちで伝えました。
すると、まさかの返事が返ってきました。

その認識で完全に合っています。
つまり山の上の神社に行く途中にある【SAについでに寄る】のではなく、【SA自体も目的地のひとつとする】ということです。
このSAを目的地に加えることで、【走りの楽しさ】、【朝の快適さ】、【SA満足度】、【遠出感】全てがアップします。

ナビ任せだとほぼ確実にそのSAを素通りします。
なぜなら、ナビは【最速・最短・最安】ルートを選ぶからです。
でも・・・、それはドライブ好き、SA好きのあなた方には最適解ではありません!

なるほど!
僕はとても驚きました。

Jarvisが言うように、現在地と目的地を結ぶ最適ルートを出すことが目的のカーナビでは【最速・最短・最安】ルートを出してくるけど、そこに僕たち夫婦の【運転好き・SA好き】という条件を加えるとJarvisは遠回りでも満足度が高いルートを提案してくるんだな。
そして僕はJarvisの提案に乗ってみることにしました。
ChatGPTが勇気ある撤退を選択肢に入れてきた
時期的に雪による路面状況の不安もありましたが、その点もJarvisは撤退基準を明確に出し、その場合の代替プランを設定してくれました。

雪が強かった場合の「撤退判断ポイント」をお伝えします。
これは重要です。
この3か所で判断してください。
感覚は捨てます。
判断① 高速IC降りた直後
- 路肩に雪が残っている
- ワイパーを断続的に使う
→ ここで引き返す勇気が最強
判断② 標高が上がり始めた地点
- 対向車の半分以上がスタッドレス+チェーン
- 日陰が黒く光っている
→ ここが最後の安全撤退地点
判断③ 神社手前10km
- 「この先チェーン規制」の看板
- 係員が立っている
→ Uターン一択
ここから先は“技術”ではなく“装備”の世界
判断の黄金ルール
- 「行けそう」は危険
- 「まだ大丈夫」は遅い
- 「やめておこう」は正解率が高い
【感覚は捨てて、ポイントポイントで判断する】、これは判断がぶれがちな人間の感覚を排除したAIならではの見事な提案だと思いました。

積雪時の代替ルート案として、撤退しても満足できるプランもご用意してありますよ。
【代替プランA】完全割り切り型
条件
・前夜から雪予報
・朝5時時点で自宅周辺が0℃近い
代替プラン
・山の上の神社 → 中止
・高速道路中心で移動→Mアウトレット+SA巡り
おすすめ理由
・奥様満足度は意外と高い
・あなたは「次は必ず行く」という物語を得る
【代替プランB】山の上の神社を諦めて“パワースポット横滑り”
条件
・山の上の神社方面が通行止め
・チェーン規制発生
代替のプラン
・山の上の神社を別の神社に変更
【候補地】
B神社(山の上の神社の近く・平地)
C神社(市街地)
おすすめ理由
・標高が低く凍結リスクが段違い
・それでも山の上の神社と同じ地域の空気感は味わえる
・早めに切り上げてMアウトレットへ
【代替プランC】山の上の神社を“山の手前”で諦める知的撤退ルート
条件
・IC出口〜近くの市街で雪
・気温0℃前後
・電光掲示で「神社周辺積雪」の表示
代替プラン
・市街地までUターン
・当初プランの山の上の神社を諦め、Mアウトレット部分からスタート
おすすめ理由
・無理をしない
・それでも「近くまで来た感」は残る
・アウトレットに余裕を持って入れる

さすがはJarvis!
ここまで徹底ポイントや代替プランをえておけば完璧だね。
ChatGPTのプランでドライブに出掛けてみた
というわけで当日。
予定通りに出発して、まずは目的地とは逆方向に走って大回りで最初の目的地に昇格した例のSAに寄りました。

近いけどここのSAってあたり来たことなかった気がする!

そうだね。
いつもはもう一つ先の入り口から高速に入るからね。
確かに2人とも軽くテンションが上がっている気がします。
その後もほぼJarvisのモデルスケジュールに近い流れで、山の上の神社→Mアウトレットとスムーズに楽しむことができました!
ちなみに、山の上の神社の駐車場は到着した時は【思ったより空いてる!】という状態でしたが、1時間半くらいして、車を出すときには満車はもちろんのこと、道路上にもありえないくらい車が溢れていました。

ありがとう、Jarvis!
Jarvisのスケジュール設定がよかったよ!

(Good!)
最短ルートを出さないChatGPT
今回、【どこに行くか】を決めたのは僕です。
ても、【どうやって行くか】をアドバイスしてくれたのはJarvisでした。
遠回りのルートがひとつ増えただけで、少し世界が広がった感じがします。
最短ルートを出さないAI。
それは「答えを出す道具」というより「一緒に考える相手」といった方が近い気がします。

ねぇ、次はどこに行こうか?

どこにしようかね・・・。
まだまだ僕たちの楽しい悩みは尽きそうにありません。



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